Q2(c).「壁」の正解
アムステルダム証券取引所
The Beurs, Amsterdam 1896-1903
建築家:Hendrik Petrus Berlage (1856-1934)
でした!
追記:
「かれが主張した真理は,次の三つである。すなわち,空間の優先,フォルムを生み出すものとしての壁面の重要性,組織的比例の必要性。」
「・・・その『様式論』(Gedanken ueber Stil)の終わりのところで次のように主張している。
『なによりもまず,壁を露出させ,そのなめらかな美しさを全面的に表に出さなければならない。壁の上に取付けられたものは何であれ,すべて邪魔になるのであり,避けなければならない』」
(Reyner Banham, Theory and Design in the First Machine Age, London 1960,石原達二,増成隆士訳『第一機械時代の理論とデザイン』鹿島出版会 1976年, pp.202-203 より)
「彼は・・・資本主義の発展が建築における倫理の不毛さを引き起こしたと考えていた。そして,構造の強調という根本に立ち返った真摯な努力によって,その失われた価値を取り戻そうとした・・・」
(Manfred Tafuri & Francesco Dal Co, Architettura contemporanea, Venezia 1976, 片木篤訳『近代建築』,図説世界建築史第15 巻,本の友社,2002年 p.90 より)
「19世紀の間に一度解体する壁が,ここに改めて禁欲的な閉鎖性を取り戻す。」
「内部空間においては,アーケードの支柱,切石の迫持台,壁面そのもの,そして周囲のギャラリーの手摺が,ひとつの平面に納められている。滑らかな平面の詩学は,この後特に合理主義的建築運動によって受け継がれてゆく。」
(Vittorio Magnago Lampugnani, Architektur und Staedtebau des 20. Jahrhunderts, Stuttgart 1980,川向正人訳『現代建築の潮流』鹿島出版会 1985年,pp.40-41 より)
「のちのルイ・カーン同様,ベルラーヘもまた壁で囲むことを文字通り社会に空間を与えるものとして描いていたのだった。・・・それゆえこの構造体のまわりを囲むすぐ外側の街路空間もまた,内部の取引空間と同じく計量的にモデュール化され,建物の表面によって定義されており,空間を仕切るレンガ壁やガラス屋根の持つ力に影響されているのである。」
(Kenneth Frampton, Studies in Tectonic Culture, Cambridge, Mass. 1995, 松畑強, 山本想太郎訳『テクトニック・カルチャー : 19-20世紀建築の構法の詩学』TOTO出版 2002年,p.454 より)
(kor)
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コメント
当てずっぽうで言ったら時代だけかすりましたね。ガラスのドーム?が格好良いです!オランダ行きたい…
投稿: 羊歯イナー | 2008年12月19日 (金) 22時28分